近年ブルーライトの目への影響が言われており、某メガネ会社もブルーライトを減弱してくれるというふれこみで出していますが、パソコンでもブルーライトが軽減出来るかもしれないフリーソフトがあったのでご紹介します。
そもそもブルーライトとは
小中学校で習ったことがあると思いますが、光には見える可視光線、目に見えない不可視光線があります。可視光線は人の目には波長の長い光が赤色、一番短いものが紫に見えます(虹も波長順に並んでいます)。
また、不可視光線としてよく知られているのは赤色よりさらに波長の長い赤外線、紫色より更に波長の短い紫外線が有名です。
以下の図は波長の長い赤が上、波長の短い紫が下になっています。青色の波長は450-495nm(ナノメートル)程度なので以下の矢印くらいから話題のブルーライトになります。ブルーライトはエネルギーが強く特性上眼球の奥(網膜)まで達してしまうため眼精疲労や睡眠の質まで影響してしまうようです。
ディスプレイの影響
現在主流のLED液晶ディスプレイは光の直進性が強く、青の成分が多くなるため、長時間パソコン作業をやっていると目への影響がブラウン管を使っていたディスプレイより非常に大きいようです。
ブルーライトを軽減出来るソフト
ディスプレイの色温度を通常の6500Kから5000Kに下げるだけで20%下げられるといわれているので、今回紹介するフリーソフトf.luxはこの色温度を簡単に調整出来るソフトになります。
f.luxのダウンロード
f.luxは以下のサイトからダウンロードして、インストールすると利用出来ます。
http://stereopsis.com/flux/
f.luxの設定
f.luxをインストールし、起動すると以下の画面が出るので、設定を変更するにはChange Settingsをクリックします。
以下の画面になるので、中央部にある球体で色温度を調整できます。左に動かすと色温度が下がります。
最後に
確かに色温度を下げると目への負担が減った気がします。
ただ、このソフトでブルーライトを下げられるのはごく一部なので
、本格的に対策したい人はメガネ
やパソコンに貼るシート
など導入する必要があると思います。そもそもパソコンを見る時間を減らすのが一番なんですけどね(;´∀`)